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カスタムコンセプト

カスタムコンセプト

カスタムエアガンカスタムチューニングショップCOMBAT DOLLのとしてのコンセプトです。

本人は、「いじるのが大好き!」「こうやったらどうなるの?」で、さんざんいじり倒して楽しんでいるくせに、サバゲやるのなら「ノーマルで十分!!」と言う「理不尽な薦め」を唱えているおかしな人物です。

なぜ、サバゲはノーマルで十分なのか?と言う事なのですが、競技として考えた場合は、銃の性能差で競うのはなく、サバイバルゲーマーの力量で競った方が楽しくなると考えているからです。今でもそう思っています。

じゃあ、カスタムチューニングショップって!?
おかしいですよね。
矛盾していますね。
自分でもそう感じます。

カスタムエアガン

一時期は、「カスタムガンでゲームに勝とう!」的なノリでカスタムする傾向が非常に強かったのです。それでは資金のある人しかサバゲに勝てなくなってしまいます。そんなのが楽しい遊びになるとは思えません。カスタムガンが「えこひいき銃」に見えてしまいました。
カスタムが過剰になり、2007年には法律で明確なパワー規制が設けられるまでにもなってしまった訳です。

カスタムエアガン

そのおかげなのかどうかは解かりませんが、最近では風潮も変わって、ゲームの勝ち負けに対するこだわりも薄くなっているように感じます。単純に「この銃はすごいぞ!」「これで遊ぶと楽しいぞ!」になってきてくれたように思えます。つまり、競技の道具ではなく、遊びとしてのおもちゃであることが定着してくれたのだと思っています。こんな銃にカスタムすれば楽しいという考え方がメインになってくれた気がします。

そんなおもちゃのバリエーションとして、12年間の店舗実績データと、1987年から始めたサバゲキャリアからの店主なりのカスタムチューニングを加えてもらい、強いては遊びとしての枠が広げられればと思い、カスタムチューニングショップとして再稼動する運びとなりました。

基本コンセプトは適材適所

単純にエアガンに求められる性能は、飛距離と命中精度であり、双方が銃本体だけでなく、発射されるBB弾性能との相性が重要になってきます。

単発であれば、先に挙げた性能のバランスを考えてチューニング及びカスタマイズを行ないます。 法規制や使用レギュレーションに合わせて、BB弾の重量を選択し、それに合わせてBB弾の質量エネルギーの限界ギリギリの飛距離と命中精度を目指してチューニングしていくのが基本です。

カスタムエアガン

質量の大きいBB弾を、パワーロスを計算に入れてオーバーパワーで撃ち出す方式(流速チューンやロングレンジHOP等)と、最低限のパワーを効率良く伝えて発射音すら軽減させて撃ち出す方式(サイレントチューン)に分けて考えています。

それとは別の要素で、連射サイクルの調整や、外観のカスタマイズがありますが、こちらはパワーソース(電動ガンならバッテリースペック・ガスガンならガスの種類等)を考慮したサイクル調整や、外観パーツの交換や加工、塗装になってきますね。

外観に関しては、性能に関係無くこんな形にしたい、あんなカラーリングにしたいとか、個性が出せる部分ですから、色々なやり方があるでしょう。

ユーザーさんの好みや予算で希望のチューニング及びカスタマイズを行ないますが、そのメリット・デメリットは明確に説明し、納得もしくは妥協して頂きます。予算や性能面の妥協はあると思って下さい。希望通りにやるには何十万円もかかってしまい、予算の都合でカスタム内容を妥協して頂くかもしれませんし、相対する要素で両立ができないハイサイクルと静寂性で、どちらかを優先し、もう一方を可能な限りと言う事で妥協して頂く場合も出てきます。

構造や大きさに限界がありますので、御了承願います。決して万能ではありません。

カスタムエアガン

また、パワーソースにより、それぞれのメリット・デメリットがあり、液化ガス(フロンやCO2)を使ったガスガンと、ピストンで空気を圧縮してパワーソースとするエアガン(電動ガンやエアライフル)とでは、カスタムのやり方が異なってきます。

例えばですが、やはりガスガンは気温によるパワーソースの気化率と、ガスシリンダー内の温度状態でのパワー変動が大きいので、時期や場所での安定した性能を保ち難いのがデメリットです。けれども、動作方式が実銃に近くなるのでリアリティーが追求できるようになるのがメリットになります。したがって、安定した命中率は妥協して頂き、ガスガンの特性に合わせたチューニングや外装カスタムを薦めていきます。

おもちゃとしてのエアガン、ガスガンを一味違った物にカスタマイズして、楽しめれば、また遊べる枠が広がっていくと思っています。

カスタムエアガン

サバイバルゲームに使用する銃は、ゲームフィールドの状況やゲームの内容で、お薦めする内容が変わってきます。

例えば、アウトドアフィールドでも、ジャングルのようなブッシュの濃い所では静寂性か貫通力の2択の発射性能の追及になり、もう一つ外観を交えた操作性や、カモフラージュを考えた塗装や偽装という選択肢が出てきます。逆にブッシュが少なく遮蔽物があまり無くて見通しの良いフィールドでは、飛距離や発射サイクルでの弾幕が張れるカスタムが有利と考えられるからです。

フィールドのレギュレーションでのBB弾の重量や数量の制限がある場合も遊びの内容を伺って、当方なりの提案をさせて頂きます。

カスタム内容でお悩みの方はまずご相談下さい。もちろん法に触れる可能性のあるご相談(違法パワーや違法な金属化等)には受け答え致しかねます。昔は問題無かった事でも、現在では犯罪になってしまう事がありますので、御了承下さい。

道具という物は、その使用条件に合わせて専用の物が存在するのは当然で、その為にメリット・デメリットがハッキリする訳です。戦場(フィールド)に合ったカスタムガンを作って、スキルアップするのが基本コンセプトです。ユーザーさんによって、カスタムする理由と目的はいろいろだと思います。遊ぶ為のおもちゃですから、楽しくなる為のカスタマイズにしたいですね。

上記のコンセプトを元に、当店でラインナップするのが、風 林 火 山 です。

カスタムの融合

それぞれのカスタムの「良いとこ取り」をしたいのが一番良いのですが、相反する要素の為、完全融合はできません。

静かにするには、振動や打撃を減らす。サイクルを上げるには、激しく動かし、パワーソースも大型化。遠く飛ばすには、圧縮比を上げて、エア流量も上げ、負荷が増大。

それぞれが反発する要素です。ですが、それぞれが緩和材料であり、増長要素でもある為、耐久性や性能の向上に貢献する組み方もあります。加減することで、特性を生かしながら性能に差が付けられます。

例えば、
「林の参式」と「火の壱式」を組み合わせて、静かな上に、レスポンスの良い潜入戦闘向けに「烈火」と言うイメージでチョイスしたり、「火の参式」と「山」を組み合わせて、遠くまで密度の濃い弾幕を張る仕様なら「火山」などとしてみたりと、上手く融合すればフィールドや、ゲーマーのキャラクターに合わせたガンが仕上げられると思います。

そんなレシピで、機種や使用条件でチョイスをして、自分に合ったカスタムを仕上げて行ければと思っています。

健康診断ならぬ愛銃診断

銃の性能を正確に測り、専用の用紙へ能力を記載致します。

弾速はもちろん、サイクルやデシベル、飛距離を測定計算し明記していきます。カスタムの効果が分かるような仕上がり、そして保証が信頼へと繋がるからです。

これが、「COMBAT DOLL」のカスタムです。

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